どこか変だよ日本の食−4

 先日の新聞に「日本人の出生率がついに1.29%になった」という記事が出ていた。これは一組の夫婦が1.29人しか生まないということで、このままいくと150年先には日本人がゼロになるという由々しい事態なのである。

 その原因として食生活が直接原因とは言えないまでも、児童にまで生活習慣病の予備軍が拡がっている現状を考えると、このままでは平均寿命の低下によって実際には100年ほどで日本人はいなくなる可能性だってある。某女性タレントが、子供欲しさにアメリカで代理出産によって双子が生まれたというニュースが流れた。ところが法律上日本国籍を与えないのだという。この非常時、倫理の問題で規制するのはいかがなものか。こうした行為は裕福な人でなければ出来ない相談で、これが大々的に行われる心配は少なくむしろ補助金出して奨励するくらいの気持ちがほしいものだ。

 閑話休題。「児童にまで生活習慣病の予備軍」ということだが、これこそ食原病」であって、同時にそんな食事を与える「母原病」でもある。学者によると、子供がすぐにキレるのはカルシウム不足によるのだそうだが、だったらカルシウムを与えればいいということでなく、子供らしく日光にあたると皮膚にビタミンDが合成され、カルシウムの吸収を助ける。甘いものの渦給を避け、必要によれば肝油などでビタミンDを補給するべきである。青年を中心に多発している難病クローン病も、ファーストフードと甘いドリンクという偏った食事が原因だという説もある。

 「学校教育と家庭のしつけ」だけでなく、真剣に正しい食餌に戻らなければ、日本の危機は一層深まるばかりである。行政とか学校に依存してもなにも解決しない。特に主婦は、食品の正味期限とか成分内容を追及する以前に、家庭でのしつけに加えて正しい食餌の知識を本気で考え身につけていかなければ、子供の非行や不登校・家庭内暴力はおろか、誰もが年金を受け取るまで生きられないという悲惨な事態に陥る危険性だってあるのだ。人間が本来有する健全な本能「食」のゆがみが、全てを狂わしていることに気付くべきである。


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