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なぜ土器が生まれたのか?−1
日本でなぜ世界最古といわれる「土器誕生」があったのでしょうか?
ここでぜひ知って欲しいのは、土器が生まれるにはそれなりの根拠とか環境が前提にあるからなのです。日本の学者の方々は、非常に検挙で奥ゆかしい人が多いのでしょうか、そうしたすばらしい発明・発見はとても日本では無理であって、まず「チャイナで生まれたものが日本に渡ってきた」のだ、という解釈をします。
土器もそうですし、ウルシも同様でした。しかしウルシのDNAを調べた結果、日本固有の種だということが分かったのです。ことほどさように、日本のすばらしい文化がすべて輸入品だという発想は、いい加減で捨ててほしいものです。
閑話休題。 さて、その「それなりの根拠とか環境」とはなんでしょうか?
その1:あんなに壊れやすく重いものは、移動生活の中からは絶対に生まれません。すなわち日本人は、その時期すでに定住生活を送っていたことになります。
縄文土器の出現は12000年前ですが、無文土器は(青森の太平山元遺跡では)16500年前の土器が発見されています。まだ氷河期の寒さが厳しく残る中での定住はまさに奇跡的出来事でしょう。
その2:水が豊富で、雨もしょっちゅう降る環境が必要です。水が少なくて貴重な地帯ではとても粘土をこねることは出来ません。また土器を造る粘土も必要です。また焼くための燃料だってすぐ手に入らなければなりません。
(以下 次号に続く)