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縄文食生活−2
さて、土器の発明は食生活の大きな変化を生みました。それはそれまでそれまでの単体食から複合食になったとお伝えしました。これは簡単なようですが、実は画期的な大発明(大発見かな?)なのです。 今の食生活に当てはめてみますと、通常野菜(葉菜)は焼いて食べることに適していません。当時はアクの強い山菜ですから、食用になりにくかったものが、食べられるようになりました。ドングリのアク抜きも容易になり、少ない獣や魚も一緒にすることで、全体のおいしさと、水溶性タンパク質の無駄のない摂取も可能となりました。いわゆる「鍋物」のスタートです。日本の鍋物という食文化が今でも盛んなのは、なんと縄文時代に発したという古いものだったのです。
北は北海道のサケを中心とした豪快な北海鍋から、南は九州のモツ鍋・水炊き、私の住む広島では牡蛎の土手鍋など、いわゆる「ご当地なべ」には事欠きません。それに全国版のすき焼き・しゃぶしゃぶ・豚汁などなど、鍋物の特徴はいったい何なのでしょうか?
いくつか上げれば
1.栄養のバランスが最高
2.消化がよい
3、少ない動物タンパクでおいしい味を演出
4.家庭の団らん、円満に役立つ
5.残り物を利用できる。
などなどです。この中かで特に重要なのは、日本人の長寿を生み出栄養バランスでの良さです。
いま日本では「糖尿病・高血圧・心臓病・ガン……」など成人病が増加しています。それは欧米型タンパク・脂肪の取りすぎが原因です。
では長寿を約束する「日本型栄養バランス」とはどんなものでしょうか?
(この項つづく)