![]()
縄文食生活−3
日本ではかつて縄文時代ドングリ・クリ・トチ・クルミなどの堅い木の実が主食でした。その後弥生時代に稲作が導入され普及して、コメが主食に取って代わったのです。
いまではコメの地位も相対的に落ちてきましたが、それでも「おいしいご飯」にたいするこだわりは充分のこっています。
この主食・副食という思想は日本特有なものだそうです。たとえば外国でレストランにいけば、パンは(添え物として)ただでついていますし、追加してもやはりただです。ところが日本で食堂に行きますとごく普通に「パンにしますか ライスにしますか?」と訊ねられます。これはパンをコメと同格の主食の位置に置くという、日本人の認識が根底にあるのです。
ですから、おいしいコメと同じようにおうしいパンという希求も生まれます。「世界一おいしいパン」と日本人は自負するのは勝手ですが、添え物でどっちかといえば繊維質の補給的な発想のガイジンには、まことに理解しがたい的外れな思いこみといえましょう。
閑話休題。
人にとって正しい食のバランスは、当然(ヒトの)歯の数と形状から導き出されます。歯の構成は
1.葉菜を噛み切るための前歯 4本×(上下)2 = 8本 (2)
2.肉を食いちぎる犬歯 2本×(上下)2 = 4本 (1)
3.穀類・根菜類を噛み砕く臼歯 8本×(上下)2 =16本 (4)
の28本、親不知ずを加えると臼歯が20本で32本、かっこ内はその数の比率です。そうです。この比率で葉っぱ・魚肉類・穀物(根菜)を食べると理想的な栄養バランスになるのです。