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縄文アニミズム−2
このような原始宗教をアニミズムと呼びますが、日本に限らずアニミズムの段階では「すべてに神を見る」いわゆる多神教です。
アニミズムにはいろんな形態があります。たとえば祖霊やあらゆる精霊を、この世に呼び出す、またそのために精霊がとり憑いてトランス状態になることがあります。
ここだけを取り出してシャーマニズムと呼んでいます。特別に精霊にお願いする言葉、すなわち「呪文」をとなえる呪術も生まれます。
自分たちの先祖や守り神(トーテム)をヒト以外の動物や植物において敬うのが「トーテイズム」です。結婚によっていくつものトーテムが集まりますと、そうしたトーテムを一つの柱に彫刻して立てたものがご存じの「トーテムポール」です。
たとえば「龍(竜)」という想像上の動物が居ますが、これはヘビを主体としていくつものトーテムが集まって形成された大きな種族であろうという見方が出来ます。
縄文人はヘビを主神とする人たちだと言いましたが、縄文土器の模様はそのままヘビの姿になります。
ヘビの交合は絡み合って数時間に及ぶといわれますが、その象徴が注連縄(しめなわ)として、いまに根付いています。
私の独断と偏見ですが、日本に最初にやってきた弥生人は、船を操ることが巧みで銅器を持ち水田稲作を行っていた、チャイナの江南(揚子江の南岸の一帯)で、かれらは多くの民の集合体である龍をトーテムとした人たちでした。龍とその母体である水の民縄文人とは抵抗無く結びつきました。これが記紀で言われる「国津神(くにつかみ)」だというものです。
国津神の代表選手が出雲一帯を治めたオオクニヌシだったのです。
その後鉄器を持ったよりクニの統合意欲に富んだ人たちがやって来ました。彼らはやはり米造りに欠かせぬ太陽を主神とする人たちでした。これが天津神=天孫族です。
私たちはこの国津神×天津神という結びつきで生まれたハイブリッド民族なのです!
さて納得されましたか?